2024年から所属事務所と争い、活動休止までに至ったK-POPアイドルのNewJeans。
代表が親会社を告発するなど、さまざまなことが絡んでおり、一体何があったのか?と流れをつかめていない人もいるでしょう。
shake何が原因でここまで発展したのか、よくわかってないんだよね
今回はNewJeansに何があったのか時系列解説、そしてSNSの声をまとめました。
NewJeansに何があったのか時系列で簡単解説
まず、NewJeansに何があったのか時系列に沿って、簡単に解説していきます。
流れとしては、以下の表の通り。
- 2024年4月 ADORのミン・ヒジン氏が親会社のHYBEを告発、ミン・ヒジン氏はADORの代表を退任に追い込まれる
- 親のように慕っていたミン・ヒジン氏についていくと、NewJeansはADORからの退所を希望
- ADOR (HYBE)とNewJeansの契約は2029年まで残っている
- 契約解除の違約金を巡って、ADORとNewJeansが法廷争いに
- NewJeansは「NJZ」に改名し、活動休止を宣言
- その後の裁判で契約解除に関するNewJeans側の主張が退けられ、敗訴が決定
- NewJeansがADORへの復帰を宣言
順番に見ていきましょう!
ADORミン・ヒジンとHYBE経営陣のバトル
すべての発端は当時ADORの代表だった、ミン・ヒジン氏の告発です。
2024年4月に親会社であるHYBEに対して「NewJeansの契約を自由にする権利」「ADOR株式の買い戻し」という、要求を行いました。
HYBEからの独立とも取れる提案に、親会社側は内部監査などの調査を実施し、その内容を暴露。
暴露されたミン・ヒジン氏も記者会見を行い、HYBEからの暴露に真っ向から立ち向かいます。
しかし、HYBEがミン・ヒジン氏を刑事告発、最終的に話し合いでミン・ヒジン氏は代表取締役、後に社内取締役も退任しています。
本当に独立するかどうかは定かではありませんが、これらの動きが今回のNewJeansの騒動のきっかけとなったのは間違いありません。
ミン・ヒジンとHYBE対立のきっかけ
ミン・ヒジン氏とHYBEが対立したきっかけは、LE SSERAFIMのデビューが関わっています。
ミン・ヒジン氏は2019年に、HYBE初のガールズグループ結成のために入社し、準備を進めていました。
当初の構想として、ミン・ヒジン氏はは「10代」「新人」のメンバーを起用し、デビューさせると決めていました。
しかし、HYBE側がサクラとチェウォンの起用を提案します。
すでにデビュー経験がある・20代であるメンバーはコンセプトから外れると、ミン・ヒジン氏はHYBEの提案を却下していました。
その後、ミン・ヒジン氏がHYBE初のガールズグループとして、「NewJeans」のデビュー準備を進めますが、2022年5月にNewJeansより先に「LE SSERAFIM」がデビュー。
HYBE初のガールズグループは「NewJeans」という約束だったというミン・ヒジン氏と、「LE SSERAFIM」を最初のグループにするからNewJeansの宣伝はしないでねというHYBEで、対立構造になります。
こういった背景が原因で、ミン・ヒジン氏とHYBEが対立するとともに、NewJeans VS LE SSERAFIMの構造まで出来上がることになっています。
NewJeansとADORが対立
ミン・ヒジン氏がADORの代表を去ったことで、彼女を親のように慕っていたNewJeansはADORと対立します。
2024年11月28日に突如、記者会見を開いて「ADORとの専属契約を解除する」と宣言。
NewJeans側はADORに対して「契約違反の是正を求める内容証明を送ったが、返答がなかったので契約を解除する」とし、正当な手続きによるものと主張します。
一方、ADOR側は専属契約は依然として有効であると主張。
もし、NewJeansが独自に活動をするなら300〜600億に及ぶ違約金が発生するという状況に発展しました。



多分、NewJeansからの要求には、ミン・ヒジン氏の代表復帰が盛り込まれていたんじゃないかな…
グループ名「NewJeans」の使用権問題
ADORとの契約解除により、グループ名である「NewJeans」の使用権に対する問題も浮上しました。
グループ名はADOR側に商標権があるため、NewJeans名義での活動は困難になることが発覚。
メンバーたちはグループ名は諦めないとしていましたが、2025年2月に「NJZ」にグループ名を改名しています。
ADORは専属契約が未だ有効であるために、グループ名の変更は認めないと主張。
世間からも「NewJeans」という認識が強く、名義変更はうまく進んでいません。



「NewJeans」のイメージが強すぎたね
韓国地裁の仮処分を受けて活動休止
2025年3月21日、韓国地裁はADORの専属契約は有効として、NewJeans (NJZ)に対して独立名義での活動禁止という仮処分を決定。
NewJeans名義はもちろん、NJZとしての活動も法的に禁止となりました。
仮処分の決定を受けて2025年3月23日に、NewJeansのメンバーたちは活動休止を発表します。
一方的な活動休止宣言にADOR側は話し合いの機会を設けようとしますが、NewJeans側は拒否しており対立が深まり続けています。



すべての活動ができなくなったから、事務所辞めるか、戻るかの2択だけになっちゃった
NewJeans側の完全敗訴
活動休止後もNewJeans側はADORと専属契約を巡って、裁判にて争っていました。
しかし、2025年10月30日に韓国地裁が「専属契約は有効である」とADOR側の主張を容認。
NewJeans側の主張には、契約関係が破綻するほどの理由がないとして、敗訴となりました。
また、1審判決で敗訴した側が訴訟費用を負担するため、訴訟にかかったADOR側の費用をNewJeans側に負担するようにという判決も出ています。
この判決を受けて控訴するのか、NewJeansの判断に注目が集まっていました。
NewJeansがADORに復帰を表明
裁判による敗訴を受けて、NewJeans側は11月12日にADORへの復帰を表明しました。
まず、メンバーのヘリンとヘインが復帰するという発表が、ADOR側から行われました。
その後、残ったハニ・ミンジ・ダニエルも代理人を通して、「ADORに復帰することを決めた」と発表。
ADOR側は確認中としていますが、5人全員での復帰の可能性が高いのではないでしょうか。



メンバーが分裂することがなくてよかった!
NewJeansとLE SSERAFIM・ILLITの関係
NewJeansとADOR・HYBE対立の話をすると、LE SSERAFIM・ILLITとの話も出てきます。
NewJeansはやそのファンは、LE SSERAFIMやILLITに対して印象が悪くなるような発言をしていたことがあるとされているためです。
ミン・ヒジン氏がILLITはパクリだと言ったこと、出廷の際にメンバーが両グループの名前を出したことなどが関係しています。
そのため、今回の復帰に際して、迷惑をかけたことを両グループに謝るべきでは?という声が多数出ています。
NewJeansとADOR・HYBEの対立に関するSNSの反応
NewJeansとADOR・HYBEの対立に関してや、復帰報道を受けてのSNSの反応をご紹介いたします。
ニュジ復活しても、もうルセラとアイリットとは共演させないでほしい
別にニュジが復活するのはいいんだけど、ルセラとILLITにはグループ間でいいから謝罪はするべきだよ
ニュジ、被害者なのは事実なんやけど他グルに喧嘩売っちゃったのはちょっとね…
普通に5人揃って戻らなかったあたり、勝手に温度差開いて内部分裂してるのでは?
一瞬2人と3人に分裂かと思ったから、5人揃ってってことは単純に嬉しく感じる
このように、
- 他のグループとは関わらないでほしい
- 分裂せず5人で戻ったのはよかった
という声が多かったです。
まとめ
今回はNewJeansに何があったのかについて紹介しました。
NewJeansは所属事務所ADORと専属契約について争っていましたが、2025年10月に敗訴が決まり、11月12日に復帰すると発表がありました。
騒動のきっかけは事務所と親会社の対立でしたが、結局本人たちの希望する形にはならず、事務所と和解となっています。
これからの活動について、どのように続けていくのかはわかっていません。
時間がかかっても、NewJeansが復活する日がくることを願っています。









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